長州で生まれ長州育ち、好きな人物は坂本龍馬!カンボジアから始めた旅と共に始めたブログ☆ 話題はカンボジアだけでなく様々ですが、どうぞ気軽に絡んでやってください♪


by lovely_smile094
カレンダー

2010年 05月 28日 ( 1 )

父の病 続き

二個め、ポチッ。

別にすっごいまともだとは思っていなかったが、その動きは明らかにおかしいと感じた。

見ていて悲しい気分になるほどだった。

おとんは普通にしてるけど、普通に話もするけど、おかしな行動で、、、

俺は、そんなおとんに怒鳴ったりしてしまった。

そん時はどんな状況なのか分らないのだから仕方ないかもしれないが、

後ですごく悔やんだ。

そして、次の日、というかその日の夜おかんにも話した。

『明日おとん病院に連れて行くから』

普段、極度と言っていいほどおとんは病院嫌いで、どこか悪くなっても行きたがらない。

しかし、今回は特別だ。 俺自身有無を言わせるつもりはなかった。

明日行くからちゃんと服着替えて用意しときーよと、そう伝えておいた。


翌日は少し曇り空だった。

どこの病院に連れて行くか迷ったが、どうせならしっかり検査もしてくれる病院を選んだ。

市内にある県立の総合医療センターに行くことにした。 おかんもついて行こうかと言ったが、それならおかんが行けばいい。 病院の付き添いに何人も必要ではない。

しかし、たくさん待たされるだろう事は予想していた。

9時半頃に家を出て、できれば午前中の診察に間に合わせたかった。

久しぶりにその病院に着いた。 もう何年も前に、おばさんががんで入院していた頃にお見舞いに来ていた病院だった。

その頃をよく覚えてはいないが、外見的にもきれいでたくさんの人が訪れていた。

病院に着くとおとんを誘導するが、昨日と一緒でちょこちょことしか歩けず、どこにいくかも判断出来ていない感じだった。 俺はほとんど手を引くがごとく、病院の受付へと先導した。

新患受付で状況を話した。 経験豊富そうな看護士の人がその状況を聞いてまずは脳神経外科に行ってみてくださいと言った。

それから、他に何か原因がありそうだったら、その脳神経外科の先生が指示を出しますといわれた。

二人でその科に向かって歩き始めた。

おとんの歩みは相変わらずだった。

ちょこちょことしか歩けないからとても遅い。 病状を感じていた俺は、それをせかすことはせず少し前を歩いては待っていた。 おとんは少しずつだったが、俺の後をついて歩いた。

とても遅かった。 そして、脳神経外科までにあるいくつかの曲がり角にあうたびに、おとんは立ち止まった。

そして、どっちに行っていいのかわからないそぶりだった。 行く方向は一つしかないのに。。。

俺はおとんのそばまで戻って誘導した。

心の中でいろんな罪悪感が渦巻いていた。 こんな症状を見せるおとんに、俺は何度かどなったりしてしまった。

その様子を見るたびに、泣きそうになるほど後悔していた。

ようやく、一番奥にある脳神経外科にたどり着いた。

ここで、少しだけ不愉快なことがあった。

受付で病院の診断カードなどを出して待っていると、受付のまだかなり若そうな女子事務員が問診表を渡してきた。

症状に関して書く紙だ。 頭痛がありますか、とかしびれはありますか、そんな感じの設問だった。

しかし、その時のおとんに見られる症状はその渡されたものには何もなかった。 症状の種類が違うように感じた。

だから、ほとんど無いってことで受付に返したら、受付のその女子事務員は聞いてきた。

「症状は特に無いんですよね、じゃあ、何で来たんですか?

一瞬耳を疑った。 心配なことがあるからきているのに、その受付表に合致しないというだけでその言い草は無いだろう。 何かあるから来てるに決まってるだろう!

愛の注意をくれてやろうかと思ったが、今から診断してもらう身だ、しばしゆっくりすることを必要であろうと思った。

そして数分待つと数人の人が病室に集まってきた。

症状を検査した結果、脳の硬膜下に血がたまる 慢性脳硬膜下出血と診断された。

つまり、脳の中で血がたまっているということ。

そのせいで、普段無いような変な行動も見えたのだという。



とても、悔しかった。



おとんのおかしな行動にただ腹を立てていた自分がふがいなかった。

そういった理由があったのに。。。

すみません!よかったら、ぜひクリックお願いします!!

にほんブログ村 海外生活ブログ カンボジア情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 自由人へ
にほんブログ村
にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログ 防府情報へ
にほんブログ村

072.gif山口ブログにも登録しました。。ついでにクリックしていただけたらうれしいです!^^072.gif

地域生活(街)
[PR]
by lovely_smile094 | 2010-05-28 02:22 | うれしい話